お宝部屋v5





 今回は、誕生日プレゼントを貰っちゃいました〜vv
 朝っぱらからえろ甘を見て、一気にテンション上がった!(笑)

 慎様は私の好みのシチュエーションを分かってらっしゃるわーv
 実は、最中より事前事後の雰囲気とか会話が好きです。
 読むのも書くのも♪

 そんなわけで、今回のイラストにはいろいろ妄想かき立てられましたvv
 え、だって、絶対事後でしょうこれ!

 夕鈴の見えそうで見えないチチとか陛下の鎖骨とかに萌え萌え。
 その隠れたところに紅い痕とかあるんだな〜とかvvv
 あ、見るとこが変態でスミマセン。





 ※R付けなくても良いのかなーとも思ったんですけど、肌色多めなので一応。

 ※タイトルの「夜明け前」はまた勝手に。藤村さんとは無関係です。←当たり前









慎様よりいただきました☆
 ※ 50%縮小サイズです。原寸はクリック。






・突発SSS・
 ※ 内緒の恋人設定ですよー


 小さな物音に目を覚ます。
 薄闇の中、ぼんやり視線を巡らすと彼の背中が見えた。

 きっともうすぐ夜が明ける。
 それは彼との別れの時間。

 ―――またすぐに会えると分かっていても、胸の奥に冷たい風を感じる。

 …でも、寂しいとは言えない。
 秘密にしたいと我が儘を言っているのは夕鈴の方だ。



「あ、起こしちゃった?」
 気付いた陛下がふり返る。
 簡単に着替え終えた彼は夕鈴のところに戻ってきて寝台に腰掛けた。

「まだ寝てて良いよ。」
「いえ…」
 優しい彼の気遣いに小さく首を振る。
 彼が部屋を出る時に目覚めるのは珍しく、滅多にない機会だから見送りくらいはしたかった。

 何も着ていなかったから、掛布を巻いて起き上がる。
 昨夜だって今までだって何度も全てを見られているけれど、やっぱり恥ずかしいから。

「夕鈴…」
 すぐに伸ばされてきた手を受け入れる。
 髪を撫で頬に触れる指先にくすぐったいと笑った。

 目が合えば、自然に目を閉じる。
 すると期待通りに唇に柔らかい感触が触れた。

 触れて離れるのをくり返し、引き寄せられると深くなる。


 甘い甘い 夜明け前の一時。
 最後に音を立てて離れると、名残惜しげに小さな息が漏れる。


「―――そんな顔をしないで欲しい。」
 ゆっくり目を開けると、すぐ近くに彼の困った顔。
「…?」
 意味が分からずコトリと首を傾けると、彼はますます複雑な表情になった。


「……離れたくなくなる。」


 呟いた声が掠れて聞こえたのは気のせいだろうか?



 


2013.2.17. UP



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