『秘色・後書き〜♪』
     ※ 今回も遊んでみました。



 
☆えーと、ここで白陽国・特別番組を放送します。
 《新年の参賀》が無事に終了した後の和やかな後宮の様子を覗き見しましょう・・・
 

 正月飾りが賑やかな夕鈴のお部屋で、なにやら人の話が致します。
 
 おや、和やかに卓を囲む人々が・・・・
 

 ニコニコとカワイイ笑顔の紅珠。

 式典を終えたばかりの四神の金糸の刺繍が豪華で鮮やかな黄色の衣装に金と銀の昇り双龍
 の豪華な刺繍の赤の腰帯の式典の衣装のまま夕鈴の入れてくれたお茶を落ち着いて楽しむ
 陛下。
 

 素敵〜♪と目を輝かせて、夕鈴を愛でるかなめさん。
 
 物珍しくてきょろきょろとおのぼりさんなさくらぱんさん。


 ――― そして、そんな4人に、丁寧にお茶を入れて、お菓子を進める夕鈴。
 

 これもお妃教育の賜物。彼女は優美な所作で、4人にお茶を入れてくれた。
 
 陛下と対の衣装は、鮮やかな赤の金梅・銀梅の見事なもの。
 腰帯は、金・銀糸を織り込み、孔雀のような鳳凰が天を舞う姿。
 金に紅珊瑚・白玉の梅を模した簪・透かしの歩揺(ほよう)が揺れる・・・

 夕鈴が動くたびに、それらは妙なる玉響の音を奏でていた。
 




 紅珠「お妃様、お呼び頂いて大変嬉しゅうございます。」
 紅珠「新年、早々お二人の素敵なお姿。」
 紅珠「一幅の絵をみるようですわ。」

 夕鈴「本当に、来てくれて嬉しいわ。」
 夕鈴「本当に、ごめんなさいね、紅珠。」
 夕鈴「貴女が用意してくれた衣装がムダになったわね。」

 紅珠「いいえ、楽しゅうございました。」
 紅珠「それに、こうして陛下の贈られた衣装を着ているお妃様が見れて、眼福ですわ。」
 紅珠「お妃様、また着飾らせてくださいませ。」

 侍女達「私たちからも、お頼みします。」
 侍女達「お妃様、着飾らせてくださいませ。」

 夕鈴(・・・・あの苦しさは、もう二度と経験したくないのだけど・・・・)
 
 すぐにでも丁重にお断りしたかった。
 けれど、期待に満ちた紅珠と侍女達のきらきらとした瞳に見つめられると・・・

 夕鈴(・・・・ううっ・・断りきれない。)
 
 陛下『・・・・・ダメだ。夕鈴が困っている。』
 陛下『必要以上に、着飾る必要は無い。』
 陛下『私は、いつもの夕鈴が一番好きだ。』

 色めき立つ紅珠と侍女達。

 紅珠「まぁぁ ・・・お妃様、愛されておりますわね 」
 紅珠(早く、帰って執筆したいですわ  創作意欲が・・・・)

 


 しばらくして、紅珠は帰り、陛下と夕鈴によって人払いがなされて、私たちだけが残った。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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 さくらぱん「かなめさん、陛下・・・・なんで、私たち帰れないのでしょうか?」

 夕鈴「聞こえてますが・・・・」

 さくらぱん「聞こえてました?・・・・でなんで???」 
 かなめ  「この招待状には、第三弾の完成を祝うお茶会としか・・・」

 夕鈴「・・・・。」

 凄みのある美しい笑顔。
 ぞくぞくと、さくらぱん達の背に寒気が・・・・

 さくらぱん「夕鈴さん、笑顔が怖いのですが・・・」
 夕鈴「・・・・気のせいです。」
 
 さくらぱん&かなめ ((身に覚えのある悪寒が・・・))
 


 私こと汀夕鈴と珀黎翔陛下が、今回コラボ【秘色】をしたかなめさんとさくらぱんさんに
 インタビュー(苦情)したいと思います。
 
 夕鈴
 『まずは、無難に、コラボの感想を聞きたいと思います。』

 かなめ
 『また何か違う言葉が聞こえた気が・・・ ああ、いえ きっと気のせいです。
  もう3回目なんですねぇ。毎度楽させてもらってます☆ 今回は都合上 ゆっくりペース
   にしていただきました。さくらぱんさん、ありがとうございます。
  あと、今回制作途中に見た本誌の展開がアレだったので、思わずさくらぱんさんにコメ
   ントしてみたり(笑) いや、ビックリww』
 
 さくらぱん
 『凄く楽しかったです。』
 『今回、本誌と話がダブって、焦りまくって筆が止まってしまいました。』
 『ベースが出来なくて、焦りました。』
 『どうしても、本誌と意識してしまって』

 
 夕鈴&陛下
 『またコラボしたいと、思いますか?』 

 かなめ
 『もちろんですよー サイトの方でも次を期待されて待っておられる方がいらっしゃるの
   で(笑)
  早速次の打ち合わせを始める予定です。』


 さくらぱん
 『・・・・っていうか、第四弾は準備を進めています。』 
 『ご負担にならない程度に、またコラボお願いします。』
 『かなめさん、宜しくお願い致します。』←右手を差し出す(どきどき・・・・)
 
 かなめ
 『はいっ よろしくお願いしまーす!
  Aさんも、タイミングがあわれた時はまたご参加くださいませ〜』
 

 夕鈴
 『インタビューは、この辺りで、終了!!!』
 『皆さん、そこに座りなさいっ!!!』
 
 びく・びく・びくぅっ・・・
 
『背筋伸ばすっ正座です。正座!!!』
 

 さくらぱん
 『もしかして・・・もしかしなくても、夕鈴さん、お怒りですか?』
 
 夕鈴
 『あたりまえです。私、苦しかったのですよ!!!』
 『私にとって拷問でした。恥ずかしい思いもしたし。』

 陛下
 『僕は、幸せだったよ。(途中までは)』
 
 夕鈴
 『・・・・陛下は、やりすぎです。』
 『後ほど、きっちりお説教します。』
 
 陛下
 『・・・・・はい。』
 すごく嬉しそう。・・・・・・何故???

 式典の優雅さはどこへやら、真っ赤になって怒り出した夕鈴。
 勢いで睨まれた。鼻息粗し。
 
 夕鈴
 『特に、口付けなんてっ・・・しかも.あんなことあんなこと・・・・--ぼむっっ☆』

 (((・・・・あ・爆発した。)))←一同心の声
 

 さくらぱん
 『あーーーごめんね。夕鈴。今回も私。』
   頭をかきかき・・・・

 夕鈴
 『それに、補正下着って・・・・』
 
 さくらぱん
  おずおずと・・・手を上げた。
 『それも、私です。』ちんまり。
 『某白友日記に、萌えちゃって・・・・ごめんね。』さらに、ちんまり。
 
 夕鈴
 『衣装脱がせた・・・』

 さくらぱん
 『さすがに、夕鈴そのままじゃ苦しいかなって・・・・』

 夕鈴
 『めちゃくちゃ恥ずかしくて、陛下と気まずかったのですけど・・・』

 陛下
 『夕鈴、目もあわせてくれなかったよね。』 
 『・・・・それに。』 

 ・・・・・・

 陛下の愚痴が続きます。ある意味、のろけ話に←笑
 


 ・・・・・・・・・・・・・割愛・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


 今までの鬱憤が晴れた陛下は非常にニコニコしています。

 なぜか、周りを無視して、いちゃいちゃ・・・しはじめました。

 至近距離なのですが・・・・いたたまれない。

 ギャラリー一人喜んでます←さて、誰でしょう!?

 こちらは愚痴を聞かされて、グロッキー・・・へろへろです。

 
 ・・・・・いつまで、続くのでしょうか??? 

 もう、帰りたいです。ぐったり。
 
 対して陛下は、夕鈴を膝に抱き、始終にこにこです。

 夕鈴は、陛下の膝で真っ赤です。

 これは、捕獲なのか。捕獲・・・・・

 

 (((・・・・夕鈴、頑張れ!!!)))← 一同心の声

 






 読み手の皆様、ここまで、お読み頂きありがとうございます。
 『秘色』後書きでした。

 
                2013.01.06.   かなめ&さくらぱん




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さくらぱん様が後書きの二人だけver.を作成してくださったので載っけておきます。
SNSの方では天沢さん参加ver.が読めます☆(笑)

陛下が相変わらず一人で元気ですねー(笑)


2013.1.19. UP



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